打ち合わせで近くまで行ったので、ずっと行きたかったミッドタウンで開催中の「マル秘展 めったに見られないデザイナー達の原画」に行ってきた。
デザインが生み出されるまでの過程を展示するものだ。
今まで特定のデザイナーの展示会でデザイナーの描いたスケッチなどを見る機会はあったが、これだけ多くのクリエイターの現場に触れる機会はないので、楽しみにしていた。
写真、SNS投稿がOKなのが、今時な感じで良い。
ベテランの先生方が残したラフスケッチや考えをまとめるための構成図は、僕が先輩たちと打ち合わせをしていた時の「それ」であり、人物は違えども、懐かしい声が聞こえるような気がした。
先生方が小さな紙に、時には切れ端に、それぞれの方法でスケッチを繰り返しているのを見て、
失礼ながら僕と同じようなことを繰り返しされているのだなと、どういう訳か安心した。
山中先生のスケッチは度を超えている。
隈さんは大量のメモ。
手で描く。そこに惹かれた。
スケッチする。手でデザインする。PCの中で考えるではなく手で考える感じがいい。
やっていることに違いはないが、時間の消費量に刺激を受けた。
時間の量というより「濃さ」。
さあ、僕も取り組もう。